一人暮らし男性必見!部屋が独特な匂いを放つ原因と対策法
若い時は気にならなかった汗の匂いが、悩みの種になることもあります。
ある調査によると中年者の方の約9割が、そのことで悩んでいるのとのこと。
そして職場や家庭では、匂うことで周囲から嫌われる傾向が高いという悲しい結果があります。
一人暮らしをしている場合、匂いを発する本人はその匂いに自覚はありません。
よってお部屋に客人を招く時は、消臭対策を万全に行う事が大事です。
今回は加齢臭に対しての原因、対処法と間違いやすいタブーな対処法を医療従事者である私が紹介します。
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1.加齢臭が強くなる原因
男性が汗と一緒に放つ独特な匂いは、加齢臭といわれます。
女性の加齢臭より男性の加齢臭の方が数倍強く、「加齢臭=男性」というイメージが定着してしまったのかもしれません。
そこで加齢臭の原因をまとめてみました。
加齢臭は汗の成分の酸化により強くなります。
20代の汗を掻いたシャツと40代の汗を掻いたシャツでは、40代の汗の書いたシャツは多少黄ばんでいるようにもみえます。
汗の酸化により加齢臭を生み出す物質の発見で、加齢臭に対しての対策が始まりました。
加齢臭は加齢で起こるだけではなく、体の不調を訴える役割があります。
加齢臭の強さは人それぞれ。中にはきついにおいを発する方もいるのです。
消化器疾患や内臓に異常がある場合、体臭以外にも口臭として匂いを発します。
喫煙歴が20年以上の方や一日の飲酒量が多く、長い飲酒歴のある方も要注意です。
タバコの成分(ニコチン)は多少でも体内でノネナールを分泌させるので注意すべき。
加齢臭を強くさせるのは、生活習慣と綿密な関係があります。
「おじさん臭い」「かび臭い」と言われる加齢臭。「もう仕方がない」とあきらめるのではなく、改善していく努力が必要です。
2.若い人も参考にすべき男性の加齢臭対策
毎日何気なくする行動にも、自分の加齢臭を封じ込めるポイントがあります。
一番してはいけないのが汗をかいたままにすること。
かいていた汗を酸化させることで匂いは強くなり、いつの間にか洗濯も億劫になることでしょう。
汗をかいたシャツは一度お湯につけて洗濯することで、匂いは軽減されます。
このことは汗をかく若い人も関連します。
思春期に増えるニキビも、対策は加齢臭対策に似ているのです。
かいてそのままにした汗は面皰を悪化させます、できれば水で洗うことをオススメします。
加齢臭対策も同様でカいた汗を拭きます。とくに頭皮や首周りから匂うのです。
一人暮らしで一番困るのは異性の来客です。
一人暮らしの男性の汗の匂いがつまった部屋に来られるときは、事前に連絡をしてもらうのがよいでしょう。
消臭剤といって強い匂いで加齢臭を封じ込めるのではなく、簡単に風通しをよくするだけでもかなりの効果があります。
消臭剤を使うなら、派手な匂いは不快感を増悪させるだけです。
加齢臭を強めない工夫として、生活環境をかえりみることが必要な時もあります。
喫煙、飲酒など内臓疾患の元になる根源を断つことが大事です。
とくに喫煙と飲酒をさせるストレスマネジメントができない方は、内臓疾患に罹患するリスクはかなり大きいでしょう。
生活習慣の改善で健やかに生きることができます
加齢臭が強い方は毛穴に皮脂がつまっている方が多いです。
脂漏性皮膚炎といった症状を起こす前に、自分がどのような皮膚なのかを理解してその肌質にあったシャンプーを使います。
肌質にはドライスキン(乾燥肌)オイリースキン(油脂肌)この2種類あり、脂漏性皮膚炎はオイリースキンに多いとされています。
シャンプー選びに迷っている方は、柿のさちがオススメですよ。
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3.絶対タブー!誤った加齢臭対処法
一人暮らしの男性の加齢臭対策もひとつ誤れば、大きな被害を生みます。
それは汗をかいたまま、香水をかけてしまうこと。
極論を言えば香水よ、り加齢臭の方が鼻に残りやすいです。
急いで外出するため急いだ結果、周囲から白い目でみつめられます。
加齢臭の匂いとコロンが混ざることで、なんとも言えない不快感が増した匂いになってしまうのです。